O井君の成長記録

埼玉県普通科高校卒業
2022年4月1日入社
最初の1か月間は、ビジネスマナーや講習会・現場研修などを行い社会人としての基礎を勉強しました。
研修後、検査部門に配属
一年間検査や検査機器の使用方法や部品の組み立てなどを経験しました。
2023年4月にマシニングセンタ部門へ異動。
第二工場にてバリ取りマシニングセンタの治工具の脱着などを経験しました。


7月8日~7月12日感想
今週は、左の画像のようなR部分の加工について報告します。今までは、R0.3のラジアスエンドミルで2.5軸を使い、斜め・R形状の加工をしていました。今回、上長からR1のラジアスエンドミルの使用を進められたので、斜め加工をしてみた結果、R0.3のφ10で加工をしていたので切り込み量が多く加工時間が短く、面が少しザラザラしていました。R1のφ3で加工した場合、加工面が滑らかに仕上がり触り心地が良くて、驚きました。R0.3で加工しても問題ありませんが、製品の仕上がりや見た目などもあるので、状況に応じて使い分けることを勉強しました。
7月1日~7月5日感想
今週加工中に敷板にドリルが当たりドリルの刃先が欠けてしまいました。敷板には厚さが6㎜と1.8㎜の2種類があり製品の端から6㎜以上の位置に貫通穴がある場合は、6㎜の敷板を使用し、製品の端から6㎜以下1.8㎜以上の場合は1.8㎜の敷板を使用する様に使い分けをしていました。いつもであればプログラミングを作る際に確認していましたが、今回確認するのを忘れてしまい、敷板にドリルが当たってしまいました。幸い製品は、不良にはならず工具も再研磨すれば使えるとのことだったので、良かったですが、また同じような確認漏れが起きないように対策を考えたいと思います。
6月上長・先輩からの感想
N上長
段々、加工に慣れてきて着実に仕事を進めている姿を見て嬉しく思います。
色々な加工方法を習得し楽しさが分かってきた頃でしょうか、常に加工方法に興味を持ち仕事に勤しんでください。
また、慣れによるミスが出てくる時でもあります反省すべき所は、反省し同じ失敗は繰り返さず、初心を忘れずに頑張って欲しいです。
K先輩
穴あけ加工やポケット加工など基本的な加工方法は、覚えてきて慣れてきた所かと思います。
一見して簡単そうな加工でも薄物や難削材などCADのシミュレーション通りに加工が進まない事もありますが、
先輩方でフォローもできますので、経験値を上げる為にもまずは自分で考え色々とチャレンジしてみてください。
6月24日~6月28日感想
この成長日記は、学んだ事や勉強した事を記録し高卒の私がどういう事をしているのか、何を勉強しているのかを知って頂く目的で始まりました。
今回は入社して自分がこれはまだ、成長していないと思うことを3つお話します。
1つ目は、敬語です。入社して約1ヶ月ほどビジネスマナーの勉強会で敬語の勉強をしましたが、まだ若者言葉が出たり、無理に敬語で話そうとして日本語がおかしくなったりしているので、まだ成長していないと思いました。
2つ目は人の話を聞いていなかったり忘れてしまう所です。学生時代先生に「お前は返事だけはいいな」と褒められていました。入社してからメモを取るようになりましたが、それでもメモの取り忘れがあるので、メモの取り忘れをしない様にしたいです。
最後は身長です。高校生の時に170㎝になりそれ以降伸びていません・・・これは明らかに成長が止まっているといえますが、何としても身長を伸ばしたいです。目指せ175㎝。
6月17日~6月21日感想
今週は、荒加工をフルカットミルで加工してみました。普段は荒仕上で使い分けしているエンドミルを使用していましたが、今回は上司が色々な工具を使ってみたらということで、フルカットミルに変更しました。正直エンドミルとフルカットミルの差(加工時間・使いやすさ)は分かりませんでした。荒加工用のエンドミルがあることを最近知ったので、今後機会があれば荒加工用のエンドミルを使用して加工してみたいです。実際に使ってみる事によって工具の種類や材質によっての特徴があると思うのでこれからも色々な工具を試して、いき特徴などしっかり覚えて今後に生かしたいです。
6月10日~6月14日感想
今回は複雑な形状の製品を加工しました。プログラムの工程順序を間違えてしまい、そのまま加工を始めてしまった場合、バイスで挟めなくなり最後までマシニングで加工出来ない状態になる所でした。さらに段取り時間も通常よりも掛かり時間が無駄になります。
どこから加工を始めればいいのかよく考えてプログラミングを作り、上司や先輩に工程や工具など問題がないか確認したいと思います。
6月3日~6月7日感想
今週は、仕事作業内容ではなく先週6月2日の日曜日に国立競技場のマラソン大会に会社の先輩達と参加した話です。
今回参加したのは、4時間リレーマラソンで制限時間4時間以内に何周走ったかを競うものです。1周1.3㎞を6人で襷を繋ぎながら走りました。オリンピックなどでも使われた国立競技場で走ることは、めったに出来ないので、とてもいい経験になりました。
今年の秋と12月に駅伝大会などあるみたいなので練習して頑張ります。
5月上長・先輩からの感想
N上長
今までは、先輩の補助作業をしていましたが、CAMを覚えて自分でプログラム作って加工している姿をみて成長を感じます。
失敗を恐れずに色んな事にチャレンジし多くことを学んで欲しいです。
K先輩
今までは先輩方が用意した加工プログラムや加工工程で仕事を進めていましたが、最近では渡された図面から自分で加工プログラムから段取りの仕方まで考えて、一通りの仕事をしています。
自分で加工方法を考える事で工具の種類や加工条件など細かな部分も判断しないといけないので、最初の方は覚える事も多く大変だと思いますが、日々の成功や失敗が成長のプラスになるのでこのまま自信をつけて頑張ってください。
5月27日~5月30日感想
今週はプログラミングの話ではありません。「ダイス」という工具を初めて知りました。「タップ」と「ダイス」はセットで「雌ネジを修復したりするタップ」と「雄ネジを修復するためのダイス」という二つの工具のことを表しているみたいです。
工具の使い方などは、勉強したつもりですが、まだまだ知らないことがあり実際に使ったりして、勉強しようと思います。
5月20日~5月24日感想
少しづつCAD/CAMの操作方法にも慣れてきて、プログラミングも作れるようになってきましたが、今週は段取り・加工をして品物を見ましたら、一部の穴の面取りが大きく取れていました。
原因は工具の付け間違いでした。
幸い使用しようとしていた工具径より小さい径だった為、不良にはなりませんでした。今後確認不足で不良を作らないようにする為にも、指差し確認などをして同じことを繰り返さないように注意したいと思います。
5月13日~5月17日感想
前回自分で作ったプログラムで加工をしている所を見ていて無駄な動きがあった為、プログラムを修正し、再度同じ加工をしたら加工時間が約5分短くなりました。
修正した点は、Zピック量を少し増やした程度です。それだけで、約5分も短くなったのは驚きました。
まだまだ、直す点はたくさんあると思うので、CAD/CAMを勉強していきたいと思います。
5月7日~5月10日感想
今回も自分で加工プログラミングを作成し加工しました。今回の品物は、厚さが2mmだったこともあり、少しだけ穴が盛り上がってしまいました。このようなことも頭に入れながらプログラミンがや、加工条件を作成し今回の経験を活かし見直し作業をしていきたいです。
今回自作したプログラミングで加工している動きを見ていたのですが、加工に関係ない動きに気付いたので、無駄な動きを減らし効率の良い加工の順番を考え、プログラミングを作ること目標に頑張っていきます。
4月22日~4月26日感想
今週初めてプログラミング作成から加工まで教えて貰いながら作業しました。
今回自分が加工した品物は、穴加工、C面をエンドミルで段差を作る簡単な物でしたが、2DのCAD/CAMでプログラミングを作る際、下穴ドリル、タップの深さを考えたり面取り工具Zの高さを計算したりと大変でした。少しずつ色々なことを覚えて図面を渡されたら、プログラミング作成から加工まで1人で出来るように頑張りたいです。
4月15日~4月19日感想
アルミの材料を脱着時、切粉を挟むことを恐れバイスを緩く締めた為、加工中に材料が動き不良を作ってしまいました。同じことを繰り返さないように薄い材料でない場合は、しっかりとバイスを締める様に意識していきたいと思います。
最近失敗してばかりですが、1人で工具の準備・段取りを出来るようになりプログラミングの勉強も始めているので、分からない事などは先輩方に聞いて少しずつ覚えていきたいです。
4月8日~4月12日学んだこと
・VP400の使い方を学びました。
・センタースルーについて
感想
今週はVP400の使い方を学びました。普段使っているFANUCの機械と今週使ったVP400とで、段取りのやり方が少し違うところがあったので注意します。
段取りの際に、貫通の穴がないか確認を取らないと敷板に工具が当たってしまう為注意しなければいけないと気付きました。
VP400の方が機械自体が大きいため敷板が加工中に動いたりしないようにしっかりと固定したいと思います。
センタースルーがあるないの違いを教えて貰いました。深穴加工の際にセンタースルーがあると切粉が詰まらずに加工出来るので、今後に為にしっかり覚えておきたいです。
4月1日~4月5日学んだこと
・マシニングセンタ(FANUC)の基本的な操作方法を学びました。
・色々な工具の種類や材質によって使う工具が違うことを教えて貰いました。(ドリル・タップ・エンドミル他)
・バリ取り(ヤスリの使い方、バリの箇所や品物の形によってのやり方ヤスリの形状を変更する)
・図面の見方
・ACT(自動工具交換装置)
感想
ドリル「30WHMB」(工具)で深穴加工をする場合は、必ず「AQDEXOH PLT」(工具)を使いガイド穴をあけてから使うことを知りました。
脱着時治具工具などをウエスやエアーを使用し、切粉などが残らない状態にしないと品物にキズが付き不良になることもあるので気を付けたいと思います。
バイスの締め具合が難しく平行の数値が出ないことがあり、感覚を掴むまで時間がかかると思いますが、早く感覚を掴んでいきたいと思います。
穴加工の最適化技術研修会参加
令和6年2月13日(火) 〜 16日(金)
マシニングセンタでの加工作業の中で、穴あけ加工を中心とした学習しました。
主な内容としては、固定サイクル(ドリル、ザグリ、タップ等)・サブプログラム・工具設定等の学習しました。
また、加工課題をもとに、図面からプログラム作成、加工まで一連の流れについて学習しました。
マシニングセンタ加工技術研修会参加
令和5年12月5日(火) 〜 8日(金)に研修会に参加しました。
マシニングセンタでの加工作業の中で、エンドミルの輪郭加工を中心とした講習を受講しました。主に内容としてはNC工作機械の概要を学び、マシニングセンタ作業で必要となるプログラミング技術について学習しました。また、加工課題をもとに工具長補正・径補正・機械操作・ATC等について学び、図面からプログラム作成、加工まで一連の流れについても併せて学習しました。